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Archive2020年02月 1/3

歴史は繰り返す②

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17世紀頃には、絶対君主制が崩れて、首相に代表される議会政治が行われるようになります。イギリスでは既に、14世紀半ばに二院制が確立し、15世紀には下院に財政の先議権が認められていましたが、1689年にはウイリアム3世とメアリー2世が名誉革命により王位の座につくと同時に、議会は議会のみが立法権を持つことなどを内容に盛り込んだ『権利章典』を制定し、ここに議会政治が定着します。また、ウォルポール首相の時には、内閣が...

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歴史は繰り返す①

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この社会周期説が本当に正しいかどうか、歴史を検証してみましょう。 まず、西洋史の場合ですが、紀元前8世紀から5世紀中頃までは、古代ローマ帝国の時代でした。当然ながらこれは「武人の時代」です。パックス・ロマーナ(ローマの平和)という言葉がありますが、ピース(peace=平和)の語源であるパックス(pax)とは、ラテン語で「力」を意味します。共和制、帝政を問わず、軍事力で労役者たちを支配したのがローマ時代です。 5世紀か...

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カースト制は人間を4つの心理的特性…②

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ヴァエシャとは、財力、すなわち富によって他を支配しようとする人たちのことを言います。他の階級と異なり、ヴァエシャの心は物を消費することよりも、財産を所有したり蓄積したりすることに喜びを感じます。資本家や商人がこの階級に属します。 以上の4つの階級のうち、社会的支配を成し遂げる力の源泉となるものが、シュードラを除く、クシャトリヤ・ブープラ・ヴァエシャの3つです。この3つの支配特性が、歴史的時間軸の中で入...

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カースト制は人間を4つの心理的特性…①

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ラビ・バトラ教授によるこの説は、彼の師であるP・R・サーカー氏が提唱されたものです。サーカーはプラウトという思想を創案した人です。プラウト理論の中には、独自の社会周期説というものがありますが、バトラ教授が盛んに説いておられるのが、このプラウト理論による周期説なのです。 インド人であった故サーカー氏が発見されたこの周期パターンは、インド人ならではの発想に基づくものです。彼は、社会を、人間の心理的特性に...

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文明は周期的、波動的、スパイラル的に進化する

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現在の私たちのおかれている資本主義社会の歴史的位置を、マクロ的史観から客観視する意味において、「社会周期説」や「文明興亡論」というものをテーマにお話ししたいと思います。 歴史というのは、学説においては、一定の法則性はないと言われております。 また、歴史というものは、時間軸に沿って直線的に進んでいくものだと考えられています。これは、西洋の宗教・思想の影響によるものです。まっすぐ、ある方向に突き進んで行...

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金の要らない経済システムと霊性の高まり

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しかし、広義には、それもまた自然の摂理というものでしょう。 大自然の偉大なる循環システムに親和性を持たぬものは、いくら頑張ったところで淘汰されてしまう。それは」、欧米型アカデミズム経済学にしろ、あるいは資本主義にしろ共産主義にしろ、同じことなのです。 大自然がオーガニック(有機的)であるように、大自然の一部である私たちも、オーガニックな存在であります。しからば私たち人間の社会的営みである経済活動もまた...

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崩壊は天の定めた「宿命」である②

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有識者の中でも、今ではこのことに気付く人は少しずつ増えているように思われます。 例えば、『エコノミスト』1995年5月16日号において、亜細亜大学教授の並木信義氏は、次のように書いています。「アカデミズムの経済学は、数学的理論を愛用する。数理経済学は理論経済学と称し、経済理論の中核のようなつもりで大きな顔をしている。これが実は、経済学衰弱の元凶である。 経済学者は、誰も、なぜ数学が経済分析に有効かを問題に...

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崩壊は天の定めた「宿命」である①

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私には、バトラ教授が、日本政府がこのまま大胆な改革を一切せず、徒にこれまで通りの無策ぶりを演じ続けることさえも、シナリオとして頭に入っているように思われるのです。あるいはまた、上記のような提言を採用して消費を喚起し、景気後退が止まったところで、それは大して重要なことではない、問題はその先だとおっしゃっておられるような気がします。 つまり、資本主義というのは、どうしても崩壊してもらわなくては困る。困...

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給料を上げろ、紙幣を刷れ

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以上のように診断した上でバトラ教授は、景気回復のための“処方箋”として、次の5つを提言しています。①公務員の給与を上げる。 国民全体の賃金を上げるには、まず公務員の給与を上げる事です。民間企業の側からはこれはできません。人件費の増大は、ただでさえリストラに苦しんでいる企業には無理難題な話です。しかし、政府の職員であればすぐにどうということはありません。公務員の給与アップは、優秀な人材を政府にとられない...

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日本がモノを作っても世界は吸収出来ない!

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先にも述べましたように、バトラ教授は、需給バランスが崩れると、インフレやデフレが起こったり、あるいは恐慌に陥ったりします。反対に、バランスがとれれば、安定した経済成長が期待出来ます。 戦後の日本は、モノがない状態から立ち上がり、供給を増加することに努めました。つまり、供給の源である生産性の向上に努めたのです。モノは作れば作っただけ売れる。そんな状態で、高度成長期を迎えます。 この頃は、賃金も生産性の...

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