Archive2021年02月 1/3
トランプが「パリ協定」を離脱した本当の理由②
そんなこともあり、トランプは選挙期間中からパリ協定からの離脱を名言していた。それと同時に、国内の石炭産業を復活させることも公約に掲げていた。そして大統領就任後の2017年3月に早速、オバマ政権が導入していた火力発電所への二酸化炭素排出規制などを見直すように指示する大統領令に署名している。オバマ政権による火力発電規制では、二酸化炭素の排出量を2030年までに2005年比で32%削減するように求めていたが、この規制...
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トランプが「パリ協定」を離脱した本当の理由①
2017年6月、世界に「失望」のニュースが広がった。前々から「パリ協定」からの脱退を示唆していたトランプが、正式にアメリカの脱退を発表したのだ。もちろん、「失望」というのはメディアが勝手にそういっているだけなので流されてはいけない。パリ協定は地球環境のための協定であると思わせる勢力が、そのように世論誘導をしているにすぎない。 その勢力とは、ヨーロッパ貴族のロスチャイルド一族だ。彼らが裏でどう暗躍していた...
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失墜するドルと躍進する人民元③
実際に、人民元の国際的な信用度は年々高まっている。今、人民元は円、米ドル、ポンド、豪ドルなどと取り引きが可能になっている。BIS(国際決済銀行)によると、人民元の1日あたりの平均売買高は、2016年4月に2020億ドルを記録した。2013年4月に調査されたときの1200億ドルから倍近く増加している。世界全体の外国為替取引のシェアにおいても、2%から4%へと上昇している。通貨の組合わせでは、米ドルと人民元の取り引きが著しく活...
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失墜するドルと躍進する人民元②
米ドルの影響力が弱まる中、中国の人民元はこれからますます勢力を強めていくものと思われる。 例えばEU離脱が決定しているイギリスでは、英ポンドと人民元を取り引きできるように金融システムを変更した。また2016年11月には、ロシアのメドベージェフ首相と中国の李克強首相が会談し、ルーブルと人民元の銀行決済を拡大させる約束を取り交わした。人民元に流れているのは主要国ばかりではない。ナイジェリアやジンバブエなどアフ...
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失墜するドルと躍進する人民元③
実際に、人民元の国際的な信用度は年々高まっている。今、人民元は円、米ドル、ポンド、豪ドルなどと取り引きが可能になっている。BIS(国際決済銀行)によると、人民元の1日あたりの平均売買高は、2016年4月に2020億ドルを記録した。2013年4月に調査されたときの1200億ドルから倍近く増加している。世界全体の外国為替取引のシェアにおいても、2%から4%へと上昇している。通貨の組合わせでは、米ドルと人民元の取り引きが著しく活...
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失墜するドルと躍進する人民元②
米ドルの影響力が弱まる中、中国の人民元はこれからますます勢力を強めていくものと思われる。 例えばEU離脱が決定しているイギリスでは、英ポンドと人民元を取り引きできるように金融システムを変更した。また2016年11月には、ロシアのメドベージェフ首相と中国の李克強首相が会談し、ルーブルと人民元の銀行決済を拡大させる約束を取り交わした。人民元に流れているのは主要国ばかりではない。ナイジェリアやジンバブエなどアフ...
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失墜するドルと躍進する人民元①
脱米ドルの動きは止められそうにない。ロシアのみならず、ヨーロッパ、アジア、アフリカで、米ドルで決済をしない国が相次いでいる。ではそうした国は次にどこの国の通貨で取り引きを始めるのだろうか。 有力視されているのは中国の人民元だ。これまで人民元は、国際通貨としての信用はほとんどないに等しかった。しかし現実として世界の貿易は、中国を中心に回っている。人民元を決済に使う国も増え始め、中国としてはもう自分た...
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ドルという「紙くず」で金融覇権を握ったアメリカ④
キッシンジャーの言っていた通りに、アメリカは金融覇権を握り、世界を制した。しかしそれは、イカサマがバレなかったからそうなっただけのことだ。今の一部の人を除き世界中の人々に米ドル紙幣が価値あるものだと信じ込ませることに成功しているから、米ドルはBILLとしての価値がないにもかかわらず他の紙幣と交換することができている。アメリカの人たちが実生活で米ドル紙幣が使えるのもそのためだ。米ドルそのものには価値はな...
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ドルという「紙くず」で金融覇権を握ったアメリカ③
なぜこういうことになってしまったのか。 そもそもどうしてFRBが米ドル紙幣を発行できるかというと、その価値を保証するだけの何か価値のあるものを持っているからである。1ドル紙幣を発行するなら、1ドルの価値のあるもの、つまり1ドル紙幣と交換できる金がないといけない。しかしFRBは、自分たちが持っている金の量をはるかに超えるドルを刷り続けてしまった。もちろん、彼らがそれを認めることはないが、天文学的数字にまで膨れ...
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ドルという「紙くず」で金融覇権を握ったアメリカ②
手元に米ドル紙幣をお持ちであれば、それが本当に「紙幣」であるか、隅から隅までじっくりと見てもらいたい。金額は書かれているものの、それが紙幣であるという証拠はどこでもない。英語に詳しい人は気付くだろう。米ドル紙幣に書かれている「FEDERAL RRSERVE NOTE」の「NATO」とは本来「証書」を意味する言葉だ。「FEDERAL RESERVE」、つまりFRBが発行する証書であって、紙幣を意味する「BILL」という言葉はどこにも書かれていな...
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