ハザールマフィアの陰謀…岩戸開き

タブー視された、もう一人の天才科学者を挙げよう。アメリカの物理学者、トーマス・タウンゼント・ブラウンがその人だ。彼は、重力をなくす(反重力)技術を一九二〇年代に発見した。これは“空飛ぶ円盤”の原理でもある。 簡単に説明すると、原理はイオンを操作することにある。電気を使ってマイナスイオンを発生させると、プラス方向への力を弱めることができる。大量に発生させれば、重力が利かない状態にすることも可能だ。実際、...

そのとき、彼にとって新たなスポンサーが現れた。当時、世界の金融を支配していたJ・P・モルガンである。開発にはモルガンの許可を得なければならないため、表向きはラジオ電波の送信塔として建てた。アメリカから、ヨーロッパ向けの放送をできるようにするという名目だった。...

テスラが考えたのは、無線ですべての人たちに電力を送るシステムだった。ウォーデンクリフ・タワーという大きな塔を建て、そこから電波で発信しようと考えたのだ。オーロラが蛍光灯と同じ原理で光を放つように、大気の中には膨大なエネルギーが存在する。彼は、地球そのものが大きな発電機であることに気づいていた。...

電気供給は巨大な利権を伴う。今でもそうだが、発電して電気をつくる電力会社があり、それを供給する送電会社がある。電線メーカーやそれを納める卸会社、さらに電気工事会社や変電部品メーカーなど、無数の会社がすでに電気供給に関わっていた。ピラミッドのように、官僚支配をされた業界とも言える。...

よって、今挙げた発明は公になっているもの…つまり、彼の発明の一部にすぎない。彼の研究開発の成果や発明品は、途中からすべて機密扱いにされたからである。彼のつくった多くのものを、われわれは知ることができないようになっている。...

彼がいかに偉大だったかは、その発明品を挙げれば簡単にわかる。代表的なものとしては、交流(ＡＣ／ＤＣ)電流。皆さんもそうだと思うが、世界中の人が恩恵を受けている。もう一つは、リモコン、無線、ラジオ、蛍光灯、そのほかすべての電気機械。電気モーターは彼が発明したものだからだ。 それほどの発明家がなぜ知られていないのかというと、彼が最終的に裏の政府、すなわち国際金融資本の敵になってしまったからである。家も破...

この章では、“世界を救う技術”がどのようなものなのか理解してもらうために、いくつかその代表例を挙げたい。 まず筆頭に挙げたいのが、この本の一番のキーパーソンとも言える発明家だ。二コラ・テスラという男だが、皆さんは聞いたことがあるだろうか？私自身、学校でこの名前は一切教わらなかったし、メディアにもほとんど出ていない。ところが、アインシュタインやニュートンにも負けない天才科学者で、トーマス・エジソンより...

たとえば単細胞は一つの生命体として成り立つが、人間は誰しも六十兆個の細胞を持っていることになる。となると、われわれ人間は一つの細胞から六十兆倍大きくなったということだ。これと同じような進化の大爆発が、向こう千年くらいの間で起こる可能性が高いと、今の科学からも十分立証できている。 われわれ人類が、こういった新しい可能性について真剣に議論する時期に実際に来ている。秘密政府の存在を知った人たちは最終的に...

そして最終的には、われわれ人類が進化の大爆発、“カンブリア爆発”を、再びこの地球上で本当に体験する可能性が非常に高い。 カンブリア爆発というのは、地球の歴史における生物界の飛躍的進化のこと。地球に生命が誕生したのは四十億年前と考えられているが、誕生して三十五億年までは、せいぜい顕微鏡でしか見られない本当に小さなものでしかなかった。 ところが五億三千万年前、突然生命は海から姿を帯び始め、魚などの生命体が...

封印された数々の技術の壁が本当の意味で開かれれば、われわれ人類には想像を絶するような明るい未来が待っている。 たとえば、すべてのエネルギーはタダ同然となる。海水を真水に変えることによって、砂漠化の進んだオーストラリアやサハラ砂漠を、生命にあふれた緑に変えることも夢ではない。今の世界人口の二十倍は維持が可能となり、わたしたちの寿命も千歳まで延ばすことが」できる。 つまり、世界中誰もが、物質的にも肉体的...