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株価の「史上最高値」にだまされるな!③

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mistoshi
ではそのFRBを牛耳っているのは誰かという話は後述するとして、ここではその新しく刷られたドルが向かった先に注目してもらいたい。
FRBが金融政策として新たに刷ったドルは結局、一般市民の手には渡らなかった。貧困層が増えているのがその証拠だ。では紙幣はどこに向かったのかというと、株式市場や債券市場である。つまり株や債券を持っている者だけが儲かったのが、量的緩和政策だったというわけである。知識のない一般市民は「株高になり、景気が回復しています」というメディアの言い分をそのまま鵜呑みにしている。自分たちの給料は上がっていないのに、なぜかそれを信じてしまっているのだ。
株高が演出であるという根拠がおわかりいただけただろうか。株式市場が健全だった時代なら、ROR(自己資本比率)やPER(株価純資産倍率)などを見ながら企業の将来を予測して株を買っていればそれなりの結果を残せた。しかし今は〔system failure〕、すなわちシステム崩壊し、株高というものは市場の思惑や景気に関係なく、いつでも中央銀行が作り出すことができるようになっている。株価が経済状況を読み解く指標とはならなくなったのだ。
アメリカ以外の中央銀行がやっていることも同じだ。スイス、スウェーデン。デンマーク、そして日本の中央銀行が導入した「マイナス金利政策」も、株高を演出するためのマジックだった。
俗に「銀行の銀行」と呼ばれる中央銀行では、民間の銀行からお金を預かっている(正しくは日本の中央銀行である日本銀行も株式を上場する民間企業だ)。我々個人が銀行にはお金を預けると利子が付くように、民間銀行が中央銀行にお金を預ける際にも利子が付く。通常の金利であれば預けていたお金を少しずつ増えていくが、マイナス金利の状態では預けているだけで残高が少しずつ減っていく。これはつまり、お金を預けていることの手数料を取られていることと同じことだ。
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