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失墜するドルと躍進する人民元①

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mistoshi
脱米ドルの動きは止められそうにない。ロシアのみならず、ヨーロッパ、アジア、アフリカで、米ドルで決済をしない国が相次いでいる。ではそうした国は次にどこの国の通貨で取り引きを始めるのだろうか。
有力視されているのは中国の人民元だ。これまで人民元は、国際通貨としての信用はほとんどないに等しかった。しかし現実として世界の貿易は、中国を中心に回っている。人民元を決済に使う国も増え始め、中国としてはもう自分たちの通貨が国際通貨としてみとめられてもいいはずだと思っていたことだろう。習近平にとってもそれは悲願であった。
状況が大きく動いたのは2016年10月1日。この日は人民元が国際的に認められる重要な日となった。IMFが人民元をSDR(特別引き出し権)の構成通貨に採用したのである。これにより人民元は、すでにSDRバスケットに採用されたいた米ドル、ユーロ、日本円、英ポンドと肩を並べたことになるが、習近平が思い描く理想はまだ先にある。信用が急落する米ドルを基軸通貨の地位から引きずり降ろし、代わりに人民元が基軸通貨となるところまで考えている。それは同時に、中国が21世紀の覇者となることを意味する。
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