石油・軍事利権と、原子力・環境利権の衝突②
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mistoshi
それに対抗して出てきたのが、原子炉利権と資源保護団体のグループである。自分たちの持つウラン鉱山や原子炉ビジネスで世界を牛耳りたいが、原子炉は放射能を出すため、環境に悪い。そこで原子炉が環境に優しいというイメージをつくり出すため、二酸化炭素の排出が地球温暖化の原因であることにして、これを減らすキャンペーンを展開している。実際は石油ではなく原子炉を使わせる宣伝にすぎないが、産業界が支持し始めている。彼らは「排出権取引」の名の下、発展途上国で自然を保護すればお金がもらえる仕組みをつくっている。これは、架空のものを売りつける詐術にすぎない。
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