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魔のアフガン侵攻によるユ-ラシア回廊の争奪戦.2

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mistoshi
2001年12月22日にアフガン暫定政府が発足し、米国の強い後押しで議長に就任した暫定行政機構のカルザイ議長は、石油メジャーユノカル社側でタリバン政権との現地交渉を担当していた人物で、CIAのウィリアム・ケーシー元長官と密接な間柄であった。
2004年12月初代大統領にカルザイ氏が就任し、アフガニスタンに新政権が誕生したが、その後政権の汚職腐敗が進み、タリバンの復活を許した。
カルザイ氏は、長期化するタリバンのテロ攻勢に泥沼化した情勢を打開するため水面下でタリバンとの接触を試み、和平への可能性を模索し始めていた。
米国は、2009年8月のアフガン大統領選挙で、カルザイ陣営は選挙不正を行い大統領に就任したとのプロパガンダを行い、カルザイ政権に揺さぶりをかけ始めた。
オバマ大統領は、2009年12月2日、アフガン駐留米軍3万人の追加派兵を決定した。この決定で、駐留米軍数は、約10万人に達し、オバマ大統領就任時と比較して約3倍となった。
カルザイ大統領は、2010年2月タリバンと和解する国民会議を開こうとしたが、米国務省に反対された。
2010年2月、アフガンのカルザイ政権は、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンのナンバー2、アブドル・ガニ・バラダル師と秘密裏に和平交渉していたが、CIAとISIは、バルダル師をパキスタンで拘束していまい、カルザイ政権とタリバン武装勢力との和平交渉は頓挫してしまった。
米軍のアフガン戦争での軍事的勝利は望めないことは、既知の事実である。ならば米国はカイザル政権の方針に従い、タリバンと和解して米軍のアフガン撤退を早める戦略を取るのは当然の選択肢である。またカスピ海沿岸の石油・天然ガス資源を確保するためのパイプライン敷設のためなら、これまたタリバンと協調し和平政策を取った方が、はるかに簡単である。オバマ大統領自身もタリバンと和解政策の必要性を十分理解しているが、クリントン、ゲイツらがタリバンに対する軍事的勝利を優先し撤退を引き延ばしているという。
2010年6月アフガニスタン駐留米軍のマクリスタル司令官が、早期撤退を急ぐオバマ政権を公然と批判し更迭された。
マクリスタル将軍は、無辜の人が一人殺害されるたびに、10人の新たな敵が生み出されるという、「武装反抗勢力方程式」に基づき、冷徹な軍事的理由により、都市部での空爆、重火器による攻撃を制限する等の交戦規則を施行していた。米政権は、マクリスタル司令官の戦術が、米軍の犠牲者を増大させているとし、2010年夏までに完了する3万人米軍増派による犠牲者の増加を懸念していた。そしてアフガン民間人を犠牲にしても「武装反抗勢力」を徹底的に根絶する路線をとるよう同司令官に求めたのが事の真相である。
アフガン戦争は、米政権内の不協和音を抱えつつ、すでにベトナム戦争を超える「米国最長の戦争」となった。カイザル政権は、米国から離反し、イラン・中国に急接近している。中国の支援を受け、国家再建への道、イランとの協調による国内治安の安定化の道を探り始めた。
また、インドは、アフガニスタンへの資金・武器・工作員を投入し、政府軍を訓練するなどアフガン支援に乗り出し、アフガンへの足掛かりを築こうとしている。
世界支配者層の計画にのっとって、アラブとシオニストユダヤの激突戦が、次なる戦争を生み、世界各地に戦乱を引き起こし、全世界が戦場化し、全世界を「カオス」の渦に巻き込むためには、世界各地に火薬庫を配置しておく仕掛けが必要とされるのである。
おろらく、中国は、アラブ世界に積極的に経済覇権を広げておく中、今後ユダヤとアラブの全面戦争が勃発したならアラブ側につくこととなろう。
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