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自然界からのツケを無視しては、どんな経済システムも成り立たない

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mistoshi
この他にも、水道水の質の悪化や、海洋・土壌汚染の問題、人口爆発と食糧不足、生物種の絶滅といった様々な考慮すべき問題があります。それらを細かく挙げていったら、大変です。
しかし、そうした問題はすべて独立した問題ではなく、それぞれがいわば枝葉のようなものであり、根本を同じくしているということを知るべきです。
何につけても金儲けが主体であり、富を増やさんがために、無駄を作り、無駄に消費をし、無駄に捨てて行く。経済は成長したといいますが、その成長という高価な買い物の後には、自然界からの怖ろしいほど膨大な代償が、ツケとして回ってくることになっているのです。それを一体、誰が支払うのでしょうか?
自動車の生産は日本の基幹産業です。今でも毎年1000万台を上回るペースで生産されています。これが仮に2000万台になれば「景気が更に良くなった」ことになり、逆に半分の500万台に落ちこめば、「景気は更に悪くなった」ことになる。そんな馬鹿な話があるのでしょうか。
一方では、大量の車が鉄クズとして捨てられ、タイヤは処理不能のままゴミとして蓄積されます。業者はこれらすべて自然界に戻したり、リサイクルしているのでしょうか。まったくしていません。ただ一方的に、不必要に生産し、販売され、そして至る所に車があふれ、大量に廃棄されるだけです。
すべては富の増大のために何の計画性もなく一方的に生産され、一方的に廃棄されるのみです。これで計画性というのは、必要に応じて、必要な人に、必要なものを生産するということです。そして消費税は、それを回収し、リサイクルするか、自然界の生態系循環の中に戻すということです。ここまで考えて、その生産者は「計画性」があるということになります。
私たちはひらすら、「便利」で「快適」な暮らしを追い求めてきました。車の普及により確かに便利になり、エアコンや冷蔵庫や洗濯機が誰の家にもあるようになって、快適な日常が送れるようになりました。スーパーに行けば食べ物は満ち溢れており、飢えることもありません。
今日、世界的規模で起こっている環境破壊は、ロシアを含む先進国7億人の経済活動が主体となって生み出したものです。
先進国の繁栄の陰で、犠牲を強いられている国があり、貧困に喘いでいる地域があり、飢餓によりこの瞬間に死んでいく人たちがいます。そのような現実を「関係ないこと」として受け流していて良いでしょうか。
取るべき選択…それは、「幻影としての成長」しかもたらさない資本主義経済システムからの脱却であり、決別であります。
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mistoshi
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